車好きKEIの日常

車好き中高生あつまって!!

「突破ファイル」から最近のテレビの報じ方につい

 2022/07/28に放送された、日本テレビの突破ファイルで公道でドリフトする「四輪ローリング族」について放送されました。内容は世界遺産の森林の峠に出没する「ドリフト族」の問題を解決するという事でした。
 暴走行為を擁護するわけではありませんが、暴走行為の前の「ドリフト走行」についての純粋な説明の際『後輪を滑らし、カーブを曲がっていく走行テクニック』という紹介でしたが、郡サイの映像やエビスの峠の映像をバックに紹介し、あたかも峠で撮影されたような悪質映像としてとれるように報道されていました。
 この紹介でゲストや出演者の方はワイプの中で『うわぁー』『危なーい』というようなリアクションを取っていました。このリアクションで報じられると「ドリフト」ということ自体の名前がマイナスなイメージになります。またハナコの岡部さんのセリフで「日本の恥」とまで言わせるなんて...[
 私が思う報じ方の正しい例は、「ドリフト」自体の紹介はD1GPやFDJなどから映像を借りて、「あくまで行動でドリフト行為をすることが違法で危険なこと」と報じると、ドリフトへの理解も増えると感じます。
 また、しつこく「ドリフト族」と繰り返し報道していますが、Wikipediaや、他に検索しても「ドリフト族」という言葉はありませんでした。恐らくマスコミが作った用語と考えられます。「ローリング族」もあらかた同意義を持ち、も辞書にも載っていて昔からある言葉なのでこちらを使った方が良いと感じます。
 まあ、もしかするとマスコミは「ドリフト」という言葉に悪いイメージを持たせたい気持ちもあるのかもしれません。
 これが「偏向報道」かは、わかりませんが少なくともスタジオの反応からマイナスのイメージを持たせていることはほぼ確実と言ってよいでしょう。割と世の中にはテレビのいう事をすべて真に受けてしまう方もいるのでこういう事例は厄介なことになりかねないと思います。今やネットだけでなくテレビやマスコミに関しても嘘を嘘であると見抜ける人でないと難しい時代になっていくのではないのでしょうか。
D1GP,FDJをはじめとするドリフト競技の風評被害にもつながりそうです